NPO法人 海事・水産振興会 / NPO Maritime and Fisheries Promotion Society
アワビは全国各地の水産センター等で種苗生産したものが、それぞれの地域の磯に放流されており、その2割前後が漁獲に貢献しているといわれています。
しかし、ある時の漁獲の中で、何年前に放流したものがどれくらいの割合で含まれるのかを知ることができれば、アワビの種苗放流事業の適正化、高度管理の手がかりを得ることができます。
そこで、東京海洋大学の研究者は貝類用の金属製標識を開発しました。NPO法人海事・水産振興会では、大学・研究機関等の水産関連技術の普及活動をしており、この金属製標識の技術とノウハウの普及活動を行うこととなりました。現在、NPO法人海事・水産振興会では、この金属製標識を「アバロン・タグ」と称して販売活動を行うと同時に、刻印に重複が生じないよう、また消費者等の問い合わせに答えられるように、刻印番号のデータベースを管理しています。(なお平成16年4月から平成20年3月までは(株)フィスコおよび(社)漁村文化協会とともに普及・販売活動を行っていました。商標「アバロン・タグ」もNPO法人海事・水産振興会と(株)フィスコ、(社)漁村文化協会の三者で出願・登録しましたが、現在はNPO法人海事・水産振興会に譲渡されています。)
現在、アバロン・タグは国内では毎年約20万個が販売されています。