アバロン・タグの開発経緯

アバロン・タグの放流実績(平成17年度)
アバロンタグの放流実績

 アワビは全国各地の水産センター等で種苗生産したものが、それぞれの地域の磯に放流されており、その2割前後が漁獲に貢献しているといわれています。
 しかし、ある時の漁獲の中で、何年前に放流したものがどれくらいの割合で含まれるのかを知ることができれば、アワビの種苗放流事業の適正化、高度管理の手がかりを得ることができます。
 そこで、東京海洋大学の研究者は貝類用の金属製標識を開発しました。NPO法人海事・水産振興会では、大学・研究機関等の水産関連技術の普及活動をしており、この金属製標識の技術とノウハウの普及活動を行うこととなりました。現在、NPO法人海事・水産振興会では、この金属製標識を「アバロン・タグ」と称して販売活動を行うと同時に、刻印に重複が生じないよう、また消費者等の問い合わせに答えられるように、刻印番号のデータベースを管理しています。(なお平成16年4月から平成20年3月までは(株)フィスコおよび(社)漁村文化協会とともに普及・販売活動を行っていました。商標「アバロン・タグ」もNPO法人海事・水産振興会と(株)フィスコ、(社)漁村文化協会の三者で出願・登録しましたが、現在はNPO法人海事・水産振興会に譲渡されています。)
 現在、アバロン・タグは国内では毎年約20万個が販売されています。

  • 2002年 東京海洋大学研究者により貝類用標識が発明された(特許出願2002-310726「貝類用標識及びこれを装着した貝類」。
  • 2005年 NPO法人海事・水産振興会を介して(株)フィスコおよび(社)漁村文化協会に生産・販売を委託。
  • 2006年 NPO法人海事・水産振興会、(株)フィスコ、(社)漁村文化協会の3者で「アバロン・タグ」(商標登録番号 第4988873号)の名称で普及・販売活動開始。